部屋にあるディスプレイはHDMIとディスプレイポートしか入力がありません。仕方がないので、前に引っ張り出した古いWiiはホームシアターへ接続しています。これはこれで迫力があってよいのですが、ちょっと遊びたいときに大げさなので、Windows上のDolphin emuratorで遊ぶことにしました。手持ちのWiiゲームからWindowsで使えるISOイメージを作成するためのWiiの改造(ソフトウエア更新だけですが…)はここでは触れません。興味のある方はネットで検索してみてください。
Windows上のDolphinでゲームを実行するので、もちろん部屋のディスプレイを使います。本物のWiiコントローラーをBluetoothでWindows PCへ接続します。あとはセンサーバーが必要ですが、これはPCへ接続できません。センサーバーが光ればよいだけなので、PCへ接続しなくても、Wiiの電源を入れてPCの近くまでセンサーバーだけを持ってくればよいのですが、線はそんなに長くないし、Wii本体まで一緒に持ってくるのって、、、、(-_-;)
ということで、センサーバーを作ることにしました。最初は電源を乾電池にしようかと思いましたが、せっかくPCの近くなのでUSBから電源をいただくことにします。集めた部品の写真です。USBケーブルが映っていませんが、手持ちのケーブルでいらないものを使います。
必要な部品は、赤外線LED×2個、カーボン抵抗(47Ω 1/2w)×1個、配線カバー(15Cmぐらい)です。LEDも抵抗も1個、2個という単位では買えなかったので、最低単位で買ってます。それでも500円ぐらいです。送料も500円ぐらいなので合計1,000円です。
購入したLEDの規格が1.35V,50mA(最大100mA)となっていました。これが2個です。USB電源は5Vなので、以下で必要な抵抗値を求めます。
R = E/I =(5V-1.35V x 2)/ 50mA = 46Ω ≒ 47Ω
46Ωの抵抗はなかったので47Ωにしました。1本しかいらないのに100本!笑。ちなみに1/2wの理由です。
P = I2 x R = 50mA x 50mA x 47Ω = 0.18W
なので1/2w = 0.5Wあれば余裕です。1/4wでも良さそうですが、万が一にでも燃えるのはいやなので、、、。
短い方がマイナスなので、後でわからなくならないようにマイナス側をマジックで黒塗り( ´艸`)
こんな感じで接続して切断した配線カバーへ格納する予定。
LEDと配線を通すために切り欠きを付けました。
いらないUSBケーブルを切断したところです。ばらすと4本線が出てくるので赤(プラス)と黒(マイナス)の2本を使います。念のため、赤と黒が本当に端子側のプラスとマイナスの位置に接続されているか、テスターで確認しました。くどいようですが火をみるのは勘弁…火事にならないにしてもPCのM/Bが吹っ飛ぶかも?くれぐれもご注意ください。
接続したところです。ショートしそうなところにテープを巻きました。
配線カバーをはめ込んで完成です。焼き焦げることなく無事に動作しました。肉眼では光っている様子がわからないので、デジカメを通して確認できます。(スマホカメラでもOK)
写真ではわかりにくいですが、配線カバーは13cmです。LEDの間は10cm強です。ちゃんとWiiで使えます。